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「柔よく剛を制す」といいますが。
これには続きがあります。
それは「剛よく柔を断つ」だそうです。
短い選手生活。
最初から両方やるのが良さそうです。
両方というのは筋力を向上させるトレーニングと身体操作を向上させるトレーニングです。
「技は力の中にあり」ともいうし。
力を付けるというと力みにつながるんじゃないかと考える人もいますが、これは逆で、力があるから余裕が出るといえます。
上手くいった場合や、力感がなく技が決まったりすると「力じゃないな」なんて早とちりしがちですが、その前に振り回されてたらなにも決まりません。
力で振り回されないようにしろと言ってるわけでもありません。ただ同じ技量なら力の強い方が勝ちます。
赤ちゃんと相撲をして力む人はいないということです。
もちろん身体を使いこなすトレーニングを別でやるのも必要です。
競技練習がメインであることは当たり前ですが。
いずれも選手生活の最後の方に気づいても時すでに遅しです。
トレーニングの効果はトレーニングをした期間に比例するともいえます。
例えば競技レベルが上がって国際大会で大きな選手と対戦するようになって、体格の差を感じてからトレーニングを始めても、効果が出る頃には引退なんてことも。
またトレーニングにも上手下手があって、よいやり方は一朝一夕で身に付くものではありません。
競技練習と並行して始めからやるのが良いと考えています。