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姿勢と腕

  • 2019年03月20日

姿勢ときいて真っ先に思い浮かべるのは背骨ですが。

背骨の先には肋骨があって、肋骨には肩甲骨がついてて、肩甲骨には上腕がついてて、上腕には前腕がついてます。

通常、立っているときは腕はぶら下がっています。

その際肘は伸びています。

曲がっている場合は肘を曲げる筋肉(上腕二頭筋など)の緊張が強いかもしれません。

 

また、腕の向きも人それぞれで、肘のくぼみが前を向いている人もいれば内側を向いている人もいます。

肩甲骨面は前額面に対して約35度の傾がきがあります。

標準的な姿勢はやや肘のくぼみが内側を向いています。

肩甲骨面よりも肘が内側を向いてる場合は大胸筋や広背筋が硬いかもしれません。

 

肩甲骨と一致していればOKというわけでもなく、肩甲骨が35度以上傾いていれば、それはいわゆる巻き肩かもしれません。

小胸筋が硬いと肩甲骨が前に引っ張られて巻き肩になることが多いです。

手のひらは内側を向きます。

肘の窪みは肩甲骨面と一致してるのに、手のひらが後ろを向いてる場合は前腕の筋肉が硬いかもしれません。

筋肉の硬さ弱さを整えれば姿勢が良くなるわけですが、そうじゃない場合があって、それはメンタルは姿勢に現れるということです。

日本語には肩で表現する言い回しが何個かあって、例えば「肩を落とす」だとどんなに柔らかく強くても心がやられると悪い姿勢になります。

また「肩を怒らせる」だと硬いわ弱いわでも自分に自信がある場面だとふんぞり返ります。

これも相当な不良姿勢です。

いずれもその姿勢を続けるとそれが固まるので修正する術は持っておきたいものです。

 

 

 

 



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