みなさんこんにちは。
まだまだ寒い日が続いてますが、春が近づいてきました。
院内の受付に小さな雛人形を飾りました。
今回は、当院でトレーニングを頑張っている患者様をご紹介したいと思います。
中学生の男の子も、
お姉さん方も、、、
皆さん頑張っています!!
当院は施術とトレーニングによりしっかりと身体メンテナンスができます。
ご興味ある方は、是非当院へお越しください!!
お待ちしております!!
※当院のエキテンページも是非ご覧ください。
昨日はソウルオリンピック日本代表の小栗先生にウェイトリフティングを学びました。
前回、前々回とスナッチを教えていただいて、今回はクリーン&ジャークを教えていただきました。
バーの握りかたから背中の決め方、キャッチまで自分では気付いてなかったことを指摘され、
最終的には最近で1番重たいものを挙げました。
ウェイトリフテリングに真剣に取り組めば、柔軟性や身体操作など
あらゆるスポーツに必要な要素が自然に身に付きます。
ちなみに垂直跳びの記録が1番高いのはバスケでもバレーでもなくウェイトリフティングです。
柔軟性においても体操選手に次いで柔らかいとされています。
やらない手はないぞ的な。
効果の高いものではありますが、教えられる人材が不足していることもあって取り入れているチーム等少ないですが。
瞬発力が必要なスポーツで長く走る情熱がある人ならきっとできるので、是非取り組んで欲しいです。
ウェイトトレーニング。
いつから始めたらいいの?
どころか必要ないとするスポーツ競技の指導者もいますが、、、
ウェイトトレーニングは重要です。
で、いつから始めるのがよいかというと
身長が急速に伸びる時期(peak hight velocity)の数か月後から筋肉を作るホルモンによる体重の増加がおこるとされており、
このタイミングで始めるのがよいとされています。
身長が伸びなくなるというのも迷信なので、できることなら取り組みたいものです。
技は力の中にあり。
野球やテニスなどで基本は素振りと言いますが。
ボールを打ったことない人には当てはまりません。
良いと思って繰り返していた動作が実はとんでもない動作なこともあります。
打てる環境があるなら素振りっていらないんじゃないかと思います。
身体にかかる負担は変わらないし。
打てる環境がないにしても他のことした方がいいんじゃないかとも思います。
成功体験の積み重ねがある人は素振りは有りですが。
時々アンクルウェイトをつけて歩いている方を見ます。
足腰を鍛える目的かと思いますが、期待するほど効果は出ません。
足を前に出すときは股関節屈筋、膝関節伸展筋に負荷がかかりますが、
地面に脚が付いている状態では股関節伸展筋に負荷はかかりません。
前にしか負荷がかかりません。
アンクルウェイトが悪とは言ってません。
バックエクステンションの時はアンクルウェイトを付ければ股関節伸展筋に負荷をかけることができます。
ただ、バーベルがあればルーマニアンデッドリフトの方が強い負荷をかけることができます。
エルボーエクステンションテストというのがあります。
椅子に座って肩の高さで肘を曲げてテストする側の手をチョップのカタチで押すテストです。
これで上腕三頭筋の筋力テストをするのですが、体幹の筋が弱いと上手く押せません。
これは前鋸筋という肩甲骨を支える筋が眠っていると、肘を伸ばすときの土台(肩甲骨)が不安定なため
力がうまく伝わらないのです。
体幹というといわゆるコア(インナーマッスル)ばかりが取りざたされますが、胴体部分をしっかり鍛える必要があります。
ただ前鋸筋は外腹斜筋と筋連結があります。
外腹斜筋のトレーニングで前鋸筋が目覚めることがあります。
やっぱコアトレってすごいじゃんってならないでください(笑)
球技、フィギュアスケート等の跳ぶ動作での体幹。
姿勢が崩れていないと体幹がしっかりしているといわれ、崩れると体幹のせいにしたりされたりします。
その前にそもそも跳ぶ前から崩れているのではないでしょうか?
それを空中で修正するにはプランクぐらいの負荷のトレーニングでは無理そうです。
跳ぶ姿勢を作るトレーニングとしてスクワットをお勧めします。
スクワットで自体重ならまっすぐ立てたりしゃがめたりしても、重りをかつぐと崩れることはよくあります。
そんな人が跳べばまっすぐ跳ばない可能性が高いです。
スクワットしてればいいのか?というと両側性に力を発揮するのを続けていると左右差が少なくなってくるといわれています。
今回は(も)体幹トレーニングというより他のトレーニングを(も)勧めるブログでした(笑)
優秀なアスリートの体幹部の動きがすごいと前回書きましたが。
自分のやってるスポーツは体幹部の動きがあまりないんですけど、、、という方もいらっしゃると思います。
競技動作ではあまり動いてなくても、競技力を上げるためのトレーニング時に
小さい可動域しかない人と大きい可動域をもつ人とでは効果に差が出ます。
競技の練習だけで結果が出せているうちはいいかもしれませんが、より高いレベルに行くには強い身体が必要です。
強い負荷を大きな可動域で扱える人ほど強くなれるといえます。
体幹の話からそれました。
体幹の動きが大事というのは簡単にいうと魚が背骨が動かなかったら泳げないです。
進化の過程で背骨の動きとヒレで泳いでたのが魚。
背骨が動かなかったら泳げなさそうです。
陸に上がって短い手足でくねくね歩いてたのがワニ。
ワニもくねくねできなかったら歩けなさそうです。
手足が長くなって前後の動きが大きくなったのが犬とか猫とか。
背中に棒をくくりつけたら猫ちゃんも歩けるけど走れなさそうです。
後ろが強くなって二足歩行ができるようになったのが人間です。
なんだか動きの源は体幹のように思えてきませんか?
前回、プランクは体幹を固定する感覚を養うにはいいかもしれませんと書きましたが、
そもそもスポーツ活動中にそんなに長く固定されていることがあるのか?的な。
それよりももっと動く体幹になった方がよいのではという提案をしたいのです。
最後は全部できたほうがよいと書きますが(笑)
臨床で体幹の動きを評価すると、ほとんどのアスリートは十分な動きを有しているとは言えません。
なのでモビリティのドリルも入れて欲しいなと。
優秀なアスリートの体幹の動きってすごいんですよ !!
腹腔内圧の話をしましたが、腹腔内圧はもちろん大事です。
ただプランクで鍛えられるのは別の要素です。
負荷が比較的小さいのでこれから運動を始めるという人には取っ掛かりとしてはいいかもしれません。
体幹を固定する感覚をつかむにはいいかもしれません。
筋力を高めたい人が最初60秒しかできなかったものが、だんだん時間が長くなることがありますが、そもそも負荷として軽すぎるからそのようなことが起こります。
筋力を高めたいなら1分以内に終わる位の負荷がかかる運動がいいでしょう。
節約できた時間は他のことに回しましょう。