膝の内側の痛みに「鵞足炎(がそくえん)」というものがあります。
鵞足炎はランニングを主体とした反復する膝の屈伸による鵞足部での摩擦障害と考えられています。
変形性膝関節症に併発していることも多いです。
膝関節を曲げる筋である半腱様筋、薄筋および縫工筋の脛骨付着部は、脛骨粗面の内側に腱が扇状に広がり脛骨骨膜に移行し、この部分が鵞足(がそく)と呼ばれています。これらの筋は膝関節の屈曲・内旋作用があり、ランニング動作では遠心性収縮による減速機能を担うため強力な力が鵞足部に加わります。
ランニング動作で筋の付着部周囲に炎症が生じると、膝関節の内側の膝窩部関節裂激から半腱様筋などの付着部である鵞足に腫脹、圧痛が出ます。関節裂激付近にも痛があるため、内側半月板後節の障害との鑑別が必要な症例もあります。
疼痛は荷重位で下腿外旋での屈伸動作で誘発され、下腿内旋での屈伸動作において軽減します。
knee-in to outを主体としたアライメント異常の存在が疼痛発生因子を増幅させ、疼痛が長期にわたり残存する原因と考えられています。
アライメント異常の影響が強い症例では、インソールを使うことが治療期間の短縮につながります。
最初からインソールを使っておくのがいいです。
あわせて正しいウエイトトレーニング、ムーヴメントトレーニングをするといいです。
膝の下が痛いとき、オスグッド‐シュラッター病というものがあります。
オスグッド‐シュラッター病は膝蓋腱付着部の脛骨粗面の骨端炎で、スポーツを行っている中学生や高校生の男子(特にジャンプを多用するもの)に多く、接骨院でもよくみる疾患の一つです。
発症原因として、成長期に膝脛骨粗面に働く牽引力が脛骨粗面部の骨端軟骨に骨化障害を起こすものと考えられています。1903年にOsgoodさんとSchlatterさんにより報告されました。
症状は脛骨粗面の膝蓋腱付着部に一致して圧痛があり、脛骨粗面部の膨隆がみられます。ランニングやジャンプ、階段の昇降など、大腿四頭筋を収縮させ膝蓋腱に牽引力が働く動作で痛みが出ます。また正座を行うと脛骨粗面が圧迫されて痛みが出ます。
脛骨粗面の軟骨には1~2個の骨化核が出現し成長し、その後脛骨上端の骨端核と癒合します。この部の骨端線が癒合するのは18歳ごろであり、このころに症状も消失することがほとんどです。たまに脛骨粗面の隆起が残存するものがあります。
保存的治療で十分で、手術になるのはまれです。
発症時期は成長期に限定的で、運動を行いながらでも裂離骨片の癒合が得られることがほとんどです。治療開始時に筋の柔軟性が低下していた人ほど運動療法による効果が高いです。カタくて得することはほとんどありません(涙)。。。柔軟性が高ければならないってものでもないですが。
治療の主体は脛骨粗面に加えられる牽引力を減少させることで、ひとまず膝の屈伸運動や激しいスポーツは中止します。
サポーターや膝蓋腱の圧迫バンドも安静にするために効果があります。
大腿四頭筋の柔軟性の改善により、早期のスポーツ復帰が可能となることが多いですが、大腿四頭筋の柔軟性が改善したにもかかわらず疼痛が残存する場合には、股関節や足関節がカタくて膝関節屈曲トルクを増大させていることもあるため、あわせてみておくことが必要です。
正しい動作(ヒップヒンジ等)で膝の前面にかかる負担を軽減させることが大切です。柔軟性が高いのに症状が強い人は動作に問題があるのかもしれません。インソールで動作を誘導するのも効果があります。
インソールとウエイトトレーニングは障害予防にめちゃめちゃいいです。
すっかり外で運動をすることがなくなったワタクシですが、それでもたまにはするので暑さに強いにこしたことはありません。
涼しいところでばかり運動をしていると、外だと力を発揮できない人になっているなんてことも。
脱水、深部体温の上昇、心臓血管系へのストレスなど、様々な要因がパフォーマンスを低下させます。
今日は暑熱馴化について書いてみたいと思います。
暑熱馴化で得られるものは血漿量が増大があります。その結果1回抽出量が増え、心拍数の上昇を抑え心臓血管系へのストレスを減らすことができます。
また、汗のかきかたが変わります。これは発汗率と発汗感受性の向上によるものです。
少々の暑さであれば、汗をかくまでもなく、皮膚への血流量が増えることで熱を放出できますが、運動中ともなるとそうはいきません。
そんな時にタイミング良く多くの汗がかけるようになり、効率よく熱を放出できるようになります。
暑熱馴化によるホルモンの変化は、水とナトリウムのバランスにも変化を生じさせます。
アルドステロンという腎臓からのナトリウム排出を抑制するホルモンの働きで発汗によるナトリウムの減少を最小限にすることができます。
バソプレシンという腎臓での水の再吸収を促進するホルモンの利用率の増加、尿による水分損失を減少させ体液を節約することができます。
これらは血漿量を増やし、心臓血管系と温度調節の効率を高めます。
暑熱環境での運動は、発汗や脱水による血漿量の減少で心拍数が増加するため心臓への負担が増えます。
熱馴化が出来ている人は出来てない人よりもこういった理由からも有利と言えます。
どうやって?
暑熱環境下では疲労が増大し、高強度の運動中のパワーは低下します。
例えば自転車なら、
心拍計の数値は高くても実際には大してワットが出てないなんてことも起こります。
暑い所でトレーニングをしてもすぐに疲れるし大してワット出てないしと、必要な体力要素を刺激できてないなんてことも。
また、涼しい所のトレーニングだけでは暑い所でトレーニングしたらしんどすぎて終了…ではいけないので、涼しい所で高強度、暑い所で低~中強度なんて組み合わせが良いかもしれません。
平日はローラーで高強度の日を設け、週末はサイクリングくらいの組み合わせか、もしくは競技者の方は自走で行ってチームのみんなと早い時間に高強度、帰りはチンタラ暑い中を帰ってくるなんてのもありかもしれません。
命がかかっているので、暑い日は運動しないという選択肢はもちろんありです。
6月23日、24日にMa Strengthセミナーlevel1を受講してきました。
Ma StrengthはWeight Lifting界で最も強い団体の1つで、指導者育成も行っています。
今回は名古屋で開催され、創始者の一人マニュエルさんが講師で、
ウェイトリフティングの一流選手の武井 誠一郎さんが通訳をするという豪華な内容でした。
GS PerformanceのセミナーやMovement Fundamentalsのセミナーを受けられた方々も参加されており、
意見交換もできとても素晴らしい時間でした。
今まで作ってきた基礎的な筋力があってこそのものですが、
体系化されたシステムはそれこそMovement Fundamentalsと同じく
「誰でもできる」と感じるほどのものでした。
これからのリフティングがますます楽しくなること間違いなしのセミナーでした。
感想文のようなブログになってしまいましたが、、、
今後もより健康的に、より効率よく、より最大限に効果の出せるトレーニング指導をしていきます。
皆さまによりよいものを提供できるようこれからも精進して参ります!
当院ではパーソナルトレーニングの体験もできますので、是非お試し下さい(^^)/
下駄骨折は、段差を踏み外したりして足首を捻った際に、足の甲の骨の第五中足骨が筋肉(短腓骨筋)の牽引力と捻転力により骨折するものをいいます。
名前の由来は、昔下駄を履いてる時によく起こった骨折だからだそうです。
今だとハイヒールを履いて歩くのも注意が必要です。
スポーツ活動中だとジャンプの着地の際に起こることが多いです。
正式には第5中足骨基部骨折といいます。
受傷直後から足の強い痛みと腫れがでますが、捻挫と間違えて骨折が見逃されることもあります。
特に小指側が痛くなり、基本的には足を付いて歩けなくなることが多いです。
通常4~6週間ギプスシーネ固定しますが、ズレが大きいときは手術になることもあります。
スポーツへの完全復帰には3か月位かかることが多いです。
固定期間中に筋力が落ちるので、リハビリ期間中にしっかり足首廻りの筋力訓練をする必要があります。
また筋力だけ強くなっても動作が変わってなければ再受傷のおそれもあるので、動作の改善も必須です。
普段は全く気がつかないけど、膝を抱えておしりのストレッチをしたときに前側につまり感がでることがあります。
原因としては大きく分けて器質的なものと機能的なものがあります。
器質的なものはFAI(femoroacetabuler impingement)と呼ばれる骨と骨がぶつかってしまっているものです。
これは施術や運動では何ともなりません。
機能的なもので考えられるのはFemoral Anterior Glide Syndrome(大腿骨頭前方すべり障害)といってお尻の筋肉がカタくなってるせいで、大腿骨頭の後方への移動制限が起こっているものをいいます。
器質的なものか機能的なものかを見分ける方法は、仰向けに寝て片方の膝を抱えます。
動きが止まってからさらに引きつけてみて痛みはあるけど可動域が増える様なら機能的なものの可能性があります。
動かない様であればFAIの可能性があります。
このときに気を付けるのは、可動域が増したと思いきや骨盤が後傾して(おしりが浮いて)増えてるだけの場合があるので注意が必要です。
ただこの方法を自分で試してみても、正確に評価するのも難しいので、じゃあどうするかというとお尻のストレッチやボールなどを使って筋肉をほぐしてみて、変化があれば機能的なものであるといえます。
あと、仰向けに寝て足の親指を床に付ける様に足を回してみて付けにくい側とつまりがある側が一致すれば機能的なものである可能性がありますが、実際に判断するのは難しいかもしれません。
お尻がカタかったとしても、ストレッチは脚を抱えてするものがほとんどなので抱えると痛いし、痛いことはしてもろくな結果にならないのでボールをつかってほぐすのが現実的でしょう。
お尻をほぐしても変わらなければお尻じゃなかったかもしれないし、ほぐれたつもりでほぐれてなかったりかもしれないし。
痛みがとれたのであれば、お尻の機能を高めることによって骨頭の後方へのすべりが出るのを期待できます。
整えてから鍛えましょう。
整えたら鍛えましょう。
ゴールデンウェークも終わり、昼間は夏のように暑い日も増えてきましたね。
薄着になる季節に向けて筋トレ始めませんか?
当院では、完全マンツーマンでトレーニング指導を行っています。
短時間トレーニングや、
60分間のパーソナルトレーニングなど
この他にも体力やご都合に合わせて様々なプログラムをご用意しております。
筋トレは正しいフォームが大切!!
一生もののフォームを身に付け、5年後、10年後も美しく健康に過ごすための身体作りを始めましょう!!
年齢性別関係なくどんな方でも始めていただけます。
体験メニューもございますので、ご興味ある方は中島通接骨院まで!!
当院の入り口に立っているのぼり旗を新しくしました!!
以前はオレンジ色だったのですが、黄色いのぼり旗にしてみました。
当院は隠れてしまっており、少し入り口が分かりづらいので、のぼり旗を立てています。
当院にお越しになる際は、黄色いのぼり旗を目印にして下さいね!!
週末に河森博士の「ピーキングのためのテーパリング」セミナーに参加してきました。
多くのアスリートが試合当日に最高の状態に持っていきたいと思っているはずですが、
なかなか上手くいってないの現実だと思います。
疲れを抜くために練習量を減らしすぎて当日動けなかったり、
または試合当日がひどく疲れた状態であったり。
疲れていてもパフォーマンスが高ければ問題ないのですが、そこら辺のさじ加減というのが非常に難しいですね。
少なくともやらかさないための戦略があって、それらを学んできました。
よく知られている超回復理論、
まだまだ聞きなれない方も多いフィットネス‐疲労理論についても詳しく説明がありました。
なかなか接骨院の仕事で競技をやっている人の練習に口を出せるものではないので、
是非お買い求めになってお読みになるといいと思います。
昨日は入谷式足底板の岩永先生の「足から捉える歩行分析」セミナーに参加してきました。
様々な運動器の障害の治療で行われている運動学習ですが、歩き方が悪かったら元に戻ってしまうこともしばしば。
それを防ぐためにも患者さんには色々お伝えはするものの、普通は忘れてしまうし、そもそも歩行は足によって決まってしまいます。
決まってしまいますが、足底板を使用することで無意識的な正しい運動学習、そしてその効果を長期記憶へと移行させることができます。
痛む箇所があった場合、局所への治療はもちろんするし運動学習をしている人も多いですが、治療時間以外でも足底板があれば靴を履いている時が運動学習をしているともいえます。
歩いたり走ったりしない競技の人でも歩かないで生活している人はいないし、上手に歩けなくて競技動作だけ上手いというのもありません。
立たずにやる競技はその限りではないかもしれませんが、歩行で負担をかけて競技動作でさらに悪くというのはよくあります。
特に私のような四十路だと顕著にでます。
競技を長く楽しむためににも足底板の使用をお勧めしています。
もちろん競技をしてなくても使った方がいいです。