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子どものウエイトトレーニング

  • 2023年05月24日

子どもはウエイトトレーニングをやった方が良いのでしょうか?
やっても大丈夫なのでしょうか?

 

 

①ウエイトトレーニングは安全
ウエイトトレーニングと言うからには重りを持ちます。
よく聞く「子どもは自重でトレーニング」は間違いです。
懸垂やスクワットは自重でできなくもないですが、ほとんどの子どもにとって懸垂はしんどくてスクワットは楽にできます。
自重なんて言ってる人は特に何も考えずに言っているのでしょう。
「じゃあ子どももバーベルを持つの?」と言うとそういうことです。
「子どもが?」と驚く人もいますが、何がダメなのでしょうか。
いきなり重たいものを持つわけではありません。
これは大人も子どもも一緒です。
もしかして地獄の特訓を思い浮かべてしまうのかもしれません。
どうしても「重たいものを持つ=危険なこと」に思えてしまう人もいます。

例えばですが、中年の男性が走ったり飛んだり跳ねたりするのとウエイトトレーニングをするのはどっちが危なそうですか?
ウエイトトレーニングの方が安全そうです。
子どもも同じです。
中年男性は真っ直ぐ走るだけでも危険そうなのに、子どものスポーツではもっと色々なことをこなしながら飛んだり跳ねたりしています。
どう考えてもウエイトトレーニングの方が安全そうです。
指導者の言ってることが理解できる年齢になればやったほうがいいでしょう!!

 

 

②ウエイトトレーニングと身長は関係ない
背が伸びる伸びない問題ですが、やったからといって遺伝的限界を超えることもなければ、やったから伸びないということもありません。

ウエイトトレーニングは重力方向に力がかかるので縮んでいくイメージをお持ちの人もいますが、これもさっきの話と一緒でウエイトトレーニングで加わる外力が飛んだり跳ねたりの外力を上回ることはないでしょう。
気のせいということです。

関節への剪断力等に関しても同じです。
ウエイトトレーニングは関節への剪断力を極力排したフォームで取り組みます。
なので安全です。
しかも誰もぶつかってきません。

骨端線への影響を考える人もいると思いますが、これも飛んだり跳ねたりで大丈夫ならウエイトトレーニングはもっと大丈夫と言えます。

 

 

③ウエイトトレーニングにも上手下手がある
どんなことでもそうですが、いきなり猛特訓が始まるわけではありません。
競技のためのウエイトトレーニングなら一生猛特訓はないかもしれません。
ただフォームについては猛特訓する時期があるかもしれません。
ただそれは生理学的にしんどいのではなく、できるようになるまで徹底的にフォームを落とし込むという意味です。
フォームができているというのは相当に都合の良いことなのです。

「ウエイトトレーニングは大人になってから」とか「背が止まってから」とか言いますが、ウエイトトレーニングにも上手下手があります。
早くから取り組んだ方が上手くなります。
全国大会や国際大会に出て海外勢との体格差を感じてから取り組んでもすぐに効果が出ることはありません。
数年はかかると思います。

 

 

④身体を動かすには力が要る
キネティックが変わらないとキネマティックが変わらないという言い方があります。
言い方を変えると「技は力の中にあり」です。
身体を動かすには力が要るのです。
弱かったらやりたい動きはできません。
また子どもは身体が柔らかいと思われがちですが、
子どものほとんどが「弱くて硬い」です。
もし柔らかかったとしても弱いです。
可動域を制御できる力が欲しいし、やりたい動きのために力が欲しいです。
なのでウエイトトレーニングなのです。

 



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